★社会科授業記録★
各単元ごとの内容を、生徒とのやり取りを含めて載せてあります
2000年度(1学年の授業実践)今年も1年。昨年度のものをただいま改良中⇒こちらへ!NEW!00.6.04更新
99年度(1学年の授業実践)
<夢の浮世>(準備中)
統一と鎖国とにより、長い平和を保障された江戸時代は、おおいに産業が発展し、人々の生活も豊かとなった。現世をあらわす言葉も「憂世」から「浮世」となり、江戸社会は都市も農村も繁栄を謳歌した。浮世絵や浮世草子などを使いながら、江戸大衆文化の実相に触れつつ、それを可能にした社会・経済・政治の条件を推理し、「平和」の下における庶民文化の発展のさまをつかむとともに、「貧しい農民観」をも実態に基づいてこわしていきたい。(6時間構成。まとめ1時間)
@ 「憂世は浮世」 :浮世絵を使用して江戸庶民の豊かな生活をつかみ、単元のテーマを提示NEW!
A 「いつもニコニコ現金払い」 :越後屋呉服店の繁栄のさまを手がかりに、都市の発展の背景をつかむNEW!
B 「旅は道連れ世は情け」(1) :東海道中膝栗毛を使い、当時の庶民の旅の実相をつかむ
NEW! 00.4.3
C 「旅は道連れ世は情け」(2):庶民が旅できる背景を考え、交通路・金融業などの発展をつかむNEW!00.4.8
D 「百姓は年貢さえはらえば・・」 :百姓の農休みの実態をとらえ、背景としての農業の発展のさまをつかむ
E 「日本列島改造」 :幕府大名の公共投資による列島改造のさまをとらえ、その背景をつかむ
F まとめレポート作成
<黄金の島・ジパング>
江戸幕府の鎖国体制の成立の意味を、当時の国際情勢の中に位置付けて考える。スペイン・ポルトガルなどのヨーロッパ諸国により、アメリカ・アフリカそしてアジアの各地が植民地化される中で、いかに日本にも植民地化の危険が迫っていたのか。世界情勢をつかみつつ、秀吉や家康の身になってシュミレーションする。(7時間構成。まとめ1時間)
@「海の向こうへ」 :単元のテーマの提示
A「世界の発見」 :ヨーロッパ人による「世界発見」の経緯を解く
B「『神の名』の下に」:ヨーロッパ人によるアメリカ・アフリカ植民地化の実態
C「あこがれのヨーロッパ」 :
ヨーロッパ人の来航と貿易の発展と南蛮文化の横行の実態
D「『神国』日本!」 :日本を統一しつつある秀吉はなぜ急にキリスト教禁止に出たのか?
E「日本を守れ!」:日本を植民地にしないためにはどうしたら良いか。シュミレーション討論
F「眼は世界に広がる」 :幕府による周辺諸国の征服と海外情報収集の実態を知る。
Gまとめレポート作成