足元の神秘

第7回写真展:「野山の花々」(1) 会場案内は→ここ

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「舞姫」(カタクリ)  風にゆらゆらと揺れる大きなオシベと反り返った花びらが愛らしい。町田薬師池公園で撮影。今回初公開。
1987年3月30日撮影:作品3784
「」(カイコバイモソウ)  高さ5cmにも満たない小さな花。下を向いて咲いているので、なかなか花の中を見ることはできない。ひっそりと咲く可愛い花。片倉城址で撮影。関東ではここしかないという群棲地。今回初公開。
1996年3月31日撮影:作品10012
「がやがや」(スミレ)  春先の庭のあちこちに、紫色の花弁を覗かせる。オシベの形がまるで口髭のようで、大勢がお喋りしている風情。この写真は今回初公開。
1994年4月17日撮影:作品8583
「霜柱」(ヒトリシズカ)  なんと面白い形の花であることか。小さな綿飴か綿棒のような姿だが、枯草の間から伸びる姿は、ニョキっとはえた霜柱のようで、とても清楚で可愛い花。八ヶ岳山麓で撮影。今回初公開。
1996年4月27日撮影:作品10077
「食いつく」(カキドオシ)  シソ科の小さな花。花の形が面白い。魚が大きな口をあけて今にも餌の小魚をガバっと食いつくかのようで面白い。長尾の山で撮影。今回初公開。
1987年4月29日撮影:作品3863
「ゆうわく」(ニワゼキショウ)  庭の芝生の中に生えた花。大きく開いた花弁の、白地に紫の筋が美しい。小さい花だが、妖艶な花。
1997年5月5日撮影:作品10492
「蜂の楽園」(レンゲ)  田畑の肥料にするために栽培されていた花。豆科の花で、たくさん咲いた姿は、赤いジュウタンのよう。一つ一つの花の姿はまさに極楽で仏の座る蓮華のよう。ちょうどミツバチが蜜を集めに来た。近所の田んぼで撮影。今回初公開。
1991年5月6日撮影:作品6937
「菩薩たち」(ホトケノザ)  まさに名前のごとく、蓮の葉に仏が立っているかのような姿。西方浄土より菩薩たちがお迎えに来ると言う「来迎図」のような厳かな風情。近くの田んぼで撮影。今回初公開。
1986年5月10日撮影:作品3066

「踊り子」(ユキノシタ)  庭の日陰にひっそりと咲くかわいい花。花弁のように見える大きな白いものは「がく」。
1990年5月21日撮影:作品6163
「雪解け」(ドクダミ)  庭にびっしりと生え揃う。名前に反して手、花は清楚で美しい。雪解けの水の中に咲く水芭蕉の風情。黄色い花は、無数の小さな花の集合花。
2003年5月24日撮影:作品13028
「天女」(ネジバナ)  庭の芝生に百数十本咲く。6月から7月が花期。さまざまな色があり、また個体によって花のねじれ方はいろいろ。時計回りや逆まわりがあるかと思えば、ほとんどねじれていない花もある。
1997年6月22日撮影:作品10601
「時を告ぐ」(ツリガネニンジン)  一つ一つの花を良く見ると、まるで教会のベルのよう。白いオシベが可愛い。八ヶ岳山麓で撮影。今回初公開。
1985年8月9日撮影:作品2033
「王冠」(タチフウロ)  鮮やかなピンクの花弁は、草むらの中でもよく目立つ。シベの形が王冠の飾りのよう。八ヶ岳山麓で撮影。今回初公開。
1985年8月9日撮影:作品2038
「灯篭」(レンゲショウマ)  薄暗い草むらを背景に浮かび上がるその姿は、小さな灯篭のよう。九品仏にあった世田谷区の植物園で撮影。今回初公開。
1988年8月21日撮影:作品4945
「ダンス」(ツルボ)  夏の終わりから秋の始めにかけて、庭の芝生に咲く野草。一房にたくさんの花をつけ、それがみんな種になるので、どんどん増えて行く。アップにしてみると幻想的で美しい花。
2001年8月28日撮影:作品12522
「輪舞」(ツユクサ)  夏の終わりから秋にかけて庭のあちこちに、青い綺麗な花をつける。抜けるような青い天空に似た花びらを背景に、数匹の黄色い蝶が舞っているような風情で可愛い。今回初公開。
1996年9月16日撮影:作品10325