第5回写真展 庭の花々(5)  写真展開催予定は⇒ここ

風薫る

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天使
(つゆくさ)
 梅雨と秋の長雨の時期に咲く野草。花びらの青い色がとても美しい。昨年は夏が短く、早く涼しくなったせいか、8月の始めには咲いてしまった。
作品13187 2003.8.5撮影
ダンス
(つるぼ)
 夏の終わりから秋の始めにかけて、明るい草地に咲く野草。一房にたくさんの花をつけ、それがみんな種になるので、どんどん増えて行く。アップにしてみると幻想的で美しい花。
作品12522  2001.8.28撮影
めざめ
(にら)
 夏の終わりから秋の始めにかけて咲く。葉は食用にするので馴染みだが、花をじっくり眺めてみると、小さいがとても可愛く美しい。
作品12544 2001.9.02撮影
花の精
(やぶらん)
 秋の始めに咲く野草(これは覆輪やぶらんなので栽培種)。小さな花であるが、アップにしてみると、透明感溢れる花びらで、オシベ・メシベの色と形が愛らしい。
作品8344 1993.9.05撮影
龍の舌
(みょうが)
 花芽を食用にする茗荷の花。花全体が透き通った黄色で、ずんと伸びたメシベがまるで、龍の舌のよう。薄暗い半日陰の環境でこの花を見ると、暗い穴の中から伝説の動物龍が、その鎌首をもたげているような不思議な感じがする。
作品10874 1998.9.06撮影
叫ぶ
(はなとらのおそう)
 盛夏に花穂を伸ばし、秋の始めにはたくさんの花をつける。地味な秋の色の中で、薄いピンクの花は見た目も派手で良く映える。1つ1つの花を見ると、面白い形をしており、まるでたくさんの生き物が一斉に「ワッ」と叫んでいるかに見えるのが面白い。
作品11886 2000.9.10撮影
花火
(ひがんばな)
 秋の彼岸の花として知られる「彼岸花」の白花種。赤い花も美しいが、白花のほうも、その派手さがないぶんだけ、「死者との交流」の場である彼岸の雰囲気にふさわしい、上品な落ち着きのある花になっている。
作品12554 2001.9.16撮影
赤らむ
(ふよう)
 秋を彩る大輪の花、芙蓉の中の「酔い芙蓉」。とても艶やかな花で、花びらの赤と白との混ざった様にとても趣があるが、花の形としては単純である。
作品12561 2001.9.16撮影
タランチュラ
(のぼたん)
 夏の終わりから秋にかけて咲く大輪の花。すくっと伸びた背の高い茎の先端に大輪の濃い紫の花をたくさんつける様は圧巻。花の終わりには、パラッとすべて一度に落ちてしまう所は牡丹と同じ。
作品12567 2001.9.16撮影
風にのる
(べごにあ)
 夏の初めから冬の訪れまでの長い間咲く花。透き通った透明感溢れる花びらと、しべの形が美しい。
作品5571 1989.9.17撮影
不思議の国
(さぼてん)
 茎からぬっと長い花茎を伸ばして、夕暮れから夜にかけて花を咲かせる。暗闇に咲く真っ白の花は、なんとも不思議な趣をたたえる。一日花。
作品2230 1985.9.22撮影
ナマハゲ
(あおしそ)
 花も実も葉も食用にする青紫蘇の花。小さな花だが、アップにすると、餅菓子のような透明な花びらが可愛く、その形は、「ぐわっ」と鬼が口を開けたようであり、とてもユーモラスである。
作品13264 2003.9.23撮影
UFO
(ほととぎす)
 なんとも奇妙な形をした花。天に向かって伸びたしべの形は、巨大なUFOのアンテナのよう。
作品9059 1994.10.08撮影
かざぐるま
(くじゃくそう)
 菊の一種であるが、花びらが細く円を描いた形から、孔雀の尾羽を連想したものだろうか。中心のしべの形が他の菊とは異なって、何か生き物のような形をしているのが面白い。
作品9075 1994.10.08撮影
ひらり!
(なないろとうがらし)
 なす科の花。赤く色づく前の実の形は、ほとんどなすである。花は小さいが、色といい形といい可愛い。
作品11940 2000.10.20撮影

(ばら)
 比較的地味な色のものが多い秋の花の中で、ひとき目立つのが秋バラ。透明感溢れる花びらは、その色や、花びらが重なる中で生まれた陰影の彩りの妙が、すばらしい。
作品11956 2000.10.30撮影